今回は、懐かしのテレビアニメを厳選してお届けします!!
このベスト3!何度も何度も何度も見返しています。昨今は動画配信サイトで簡単に見られるようになり、またしても見返してしまいました。「dアニメストア」です。何度観ても面白い!!
特に、まだ観たことのない若い世代に届けたいです。
※ちょこっとネタバレ注意です。
懐かしのテレビアニメベスト3
第3位 『未来少年コナン』
『未来少年コナン』
- 原作:アレグザンダー・ケイ「残された人びと」
- 監督(演出):宮崎駿
- 制作:日本アニメーション
- 放送局:NHK
- 放送期間:1978年4月〜10月
- 全26話
なんと言ってもこの作品、宮崎駿の初監督作品(名義上は演出なのですが、実質的には監督作品)です。
多くの都市が海の中に沈んでしまった最終戦争から20年後西暦2028年が舞台で、主人公少年コナンの大冒険を描いた物語です。
「のこされ島」という小さな島で、おじいさんと二人きりで育った少年コナンとそこへ追手から逃れて漂着した少女ラナ、二人の出会いから物語が始まります。それまでおじいさん以外の人に会ったことのなかったコナンが、始めて会った少女ラナ。二人は意気投合するが、ラナは追手によりすぐに連れ去られて離れ離れになってしまいます。その時おいじいさんも負傷して、その後亡くなってしまいます。一人ぼっちになったコナンが、連れ去られてしまったラナを取り戻すために、今まで出たことのない「のこされ島」を出る決意をします。ラナを救うために未知の世界へと、少年コナンの冒険が始まります。
この作品、やはり主人公コナンのキャラクターが凄くいいんですよね。走ったり飛んだり泳いだりと超人的な身体能力を発揮します。個人的には、コナンの足の指が手の指のように動かせて握力も半端ないのが凄いです。また、高いところから飛び降りた時の足先から脳天へと痺れる姿がコミカルで面白く、印象的です。宮崎アニメの片鱗が伺えます。
また、脇役もいいんですよね。一番好きなのがジムシィです。コナンと同じぐらいに身体能力が高く、初めは張り合っていましたが直ぐにお互いを認めて友達になります。野生児でカエルの干物を食べたりします。食いしん坊で、飼っている子豚に「うまそう」と名付けたりします。可愛らしいですよね。
その他、ダイス船長やモンスリーもいいですね。特に最終回、必見です!!
コナンは常に前向きで、幾多の困難を乗り越えていきます。そんな姿是非ご視聴ください、勇気をもらえます!!
【dアニメストア for prime video】
第2位 『トムソーヤの冒険』
『トム・ソーヤの冒険』
- 原作:マーク・トウェイン
- 監督:斎藤博
- 制作:フジテレビ・日本アニメーション
- 放送局:フジテレビ系列
- 放送期間:1980年1月〜12月
- 全49話
「世界名作劇場」の作品の一つです。
「世界名作劇場」とは、アラフィフである私が子供だった頃にフジテレビ系列のチャンネルで毎週日曜日19時30分から放送していたテレビアニメシリーズです。その他の作品には、『フランダースの犬』『母をたずねて三千里』『あらいぐまラスカル』『赤毛のアン』などがあります。その名の通り、どの作品も名作揃いです。当時の子供は、日曜日はこの時間にはテレビの前に座りかぶりつきで「世界名作劇場」を観たものです。私もその一人でした。懐かしいです。その中でも一番面白く子供ながらに胸を熱くしたのが『トム・ソーヤの冒険』です。
19世紀半ばアメリカの「セントピーターズバーグ」というミシシッピー川沿いの小さな田舎町が、この作品の舞台です。実際には存在しない架空の町で、原作者マーク・トウェインが少年時代を過ごしたミズーリ州ハンニバルという町がモデルになっています。
主人公の少年トム(トマス・ソーヤ)は、両親を亡くし弟のシッドと共に母方の叔母であるポリーおばさんの家に預けられています。しかし、そんな卑屈さは全く感じさせない元気でやんちゃで素直な性格です。悪戯好き冒険好きで、親友のハック(ハックルベリー・フィン)達と数々の悪戯や冒険を繰り広げます。
やはり一番印象的なのが、ならずものインジャン・ジョーとの戦いです。墓場や裁判所、洞窟でのエピソードは必見です!その他にも面白いエピソードが目白押しで、今見ても飽きることが全くありません。恋人ベッキー(ベッキー・サッチャー)との出会いや担任教師のドビンズ先生の秘密を暴く話、ライバルのアルフレッドとの競争やお芝居一座が町に来たり、気球が降ってくるエピソードなど盛り沢山であります。
それと『トム・ソーヤの冒険』は1980年の作品ですが、主人公トムの声は野沢雅子が務めています。ドラゴンボールの孫悟空の声優の、あの野沢雅子です。声優界のレジェンドであります。あの頃からめちゃめちゃ声がいいんですよね。トムも悟空もこの声じゃなきゃダメです!この人以上の声優って、この世にいるんでしょうか?
また、第3位に挙げた『未来少年コナン』のコナンとジムシィと『トム・ソーヤの冒険』のトムとハックのキャラクターや関係性が良く似ていると言われています。実は、ジムシィとハックの声は同じ声優(青木和代)が務めています。この方の声もいいですよね。
『トム・ソーヤの冒険』、最近も「prime video」で見返してみたのですが、めちゃくちゃ面白かったです。観てて全く飽きず、直ぐに次のエピソードが観たくなる、一気見必須の作品です!!
今でも色褪せません!是非、ご視聴ください!!
【prime video】
第1位 『あしたのジョー2』
- 原作:高森朝雄(梶原一騎)・原画:ちばてつや
- 総監督:出崎統
- 制作:東京ムービー新社
- 放送局:日本テレビ系列
- 放送期間:1980年10月〜1981年8月
- 全47話
前作『あしたのジョー』(1970年)で主人公矢吹ジョーとライバル力石徹との死闘後、姿を消してしまったジョーが泪橋の丹下ボクシングジムに約半年ぶりに突然帰ってきたところから物語が始まります。
前作は好敵手である力石徹との戦いが中心でした。今作は力石戦後ボクシングから離れていた矢吹ジョーが、自身の青春の全てをぶつけたライバルの死を乗り越えて再起を図るところから始まり、新たなライバルの出現や多くの強敵との戦いなど様々と展開されていきます。そして最大の標的である偉大な世界チャンピオンの出現へと、舞台が日本から世界へと移っていきます。
先ずは、新たな好敵手カーロス・リベラの存在が大きいです。その存在が、矢吹ジョーの再起に最も寄与します。クリスマスイブの公園での二人の決闘がとても印象的です。
そしてカーロスとの死闘後に、大いなる標的が現れます。世界チャンピオンのホセ・メンドーサです。矢吹ジョーは、肩書きやタイトルなんかよりも戦いたい相手強い相手を求めます。最初は力石徹、そしてカーロス・リベラ、最後にホセ・メンドーサです。
その他にも、強敵がたくさん登場します。戦うコンピューターと言われる金竜飛や野生児ハリマオなど…。
そして脇役としては白木葉子、この人の存在が絶大だと個人的には思うのです。私は『あしたのジョー2』を何度も何度も見ているのですが、この作品はもう一つのストーリー、白木葉子の物語とも言えるでしょう。矢吹ジョーを陰でサポートし続けているのはこの人です。この人無しでは、矢吹ジョーの再起も、そして世界タイトルマッチも実現しなかったでしょう。故に、矢吹への告白のシーンや特に最後の矢吹が葉子にグローブを渡すシーンは、涙無しでは見れません。
その他、泪橋の面々も忘れてはいけません。丹下段平(たんげだんぺい)・マンモス西・サチ・キノコ・太郎・チュー吉・トン吉・紀ちゃん(林紀子)…。個人的に印象に残っているシーン、紀ちゃんの作った矢吹の大好きなトマトサンド美味しそうなんだけど矢吹ジョーは…、このエピソードも切ないんだよな〜😭
そして最終回、ホセ・メンドーサとの死闘、伝説のラストシーンへと導かれます。
話は尽きません。是非、ご視聴を…。この作品、必見です!!
【 prime video】
おまけ
未来警察ウラシマン
『未来警察ウラシマン』
- 原案:増田博久
- 監督:真下耕一
- 制作:タツノコプロ
- 放送局:フジテレビ系
- 放送期間:1983年1月〜12月
- 全50話
この作品は、一言で言うとタイムスリップものです。
主人公の少年(ウラシマ・リュウ)が、1983年の東京から2050年のネオトキオへと、未来へとタイムスリップしてしまったところから始まります。タイムスリップしたことで一切の記憶を失った少年は、ウラシマ・リュウという名を与えられて、機動メカ分署「マグナポリス38」の刑事となり犯罪組織ネクライムと戦います。
正直、昔よくあったありきたりな善と悪の戦いを描いた少年向けアニメであることは否めません。特に前半は大人になってから見るには、なかなか気乗りしないかもしれません。故に、「おまけ」です。
この作品の面白いところは、後半です。
ウラシマ・エフェクト(タイムスリップ)した者は、超能力を身につけています。それが「ウラシマン」です。リュウがそうですが、ネクライムの総統フューラーもウラシマ・エフェクトを経験し超能力を身につけた者なのです。コスモパワーを身につけた総統フューラーは最強です。
そして、忘れてはいけない存在がネクライムのナンバー2であるルードヴィッヒの存在です。この作品が、それまでの少年向けアニメと一味違うのはそこなのです。ルードヴィッヒは総統フューラーにへつらいながらも、ナンバー1の座を虎視眈々と狙っています。しかし、総統フューラーの強大な力には及ばず敗れて散ってしまいます。
そして、超能力者「ウラシマン」であるリュウとフューラーの壮絶な戦い、勝敗のゆくへは…。
二人の戦いの結末後、あれまだ最終回が残ってるよ、何やんの?と当時あの頃思ったものです。
最終回を観て子供ながらに納得しました、「超能力よりも人間の知恵って最強、人の考え抜く力恐るべし」と…。
この作品、なかなか一気見とまではいかないと思いますが、興味を持った方は是非ご視聴ください!
【dアニメストア for prime video】
まとめ
今回ご紹介したベスト3、本当に大人が観ても面白い作品なので是非おすすめします。特に若い方たちは観たことのない人も多いと思うので、この機会に是非ご視聴ください。
今回ご紹介した作品は、全て「dアニメストア」で観ることができます。よければ以下のリンクより…。
私は今まで、「dアニメストア for prime video」で観ていたのですが、これを機に本家の「dアニメストア」に乗り換えようと思っています。月額利用料がどちらも440円(税込)と同じなのですが、「dアニメストア」の方が作品数が多いということとアニメソングなどの観られるコンテンツが増えるそうなのです。
それなら、「dアニメストア」がお得ですよね!是非、おすすめです。
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